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発症の八章(三)

前回までのあらすじ:渡米して数ヶ月、異常に水を飲むようになったイチ。病院でも特に問題ないと言われ、様子見していたところ、疲れて元気がない様子を見せたので、急遽Urgent Careに連れて行ったところ、血糖値の異常が発覚。Emergencyへ行くように指示されたのであった。

EmergencyはUrgent Careから車で5分ほどの大きな病院。すでに時間は21時を回っていました。

血液検査などを経て、T1DによるHypoglycemia(高血糖症)と診察されました。記憶が曖昧ですが、血糖値は600はゆうに超えていたと思います。すぐにいくつもの点滴が始まり、インシュリンが投与されました。

医師や看護師が短いスパンで何度も様子を見に来ることから、深刻な症状だったのだろうと思います。イチは昏々と眠っていました。

そんな合間、T1Dについてスマホで調べました。一生、インシュリンの投与が必要である病気。血糖値のコントロールができないと、合併症のリスクもある等々。

とにかく、大変な病気であることは分かり、不安を感じましたが、同時に、これまでの異変の原因と対処が分かり、ホッとした気持ちも大きかったです。

横で先生や看護師の説明を聞いていたあっちゃんも、感情的になることなく、とても冷静に受け止めていました。そのおかげで、自分自身もしっかりしなくては、という気持ちになったのを覚えています。

この日は、空いているベッドを借りて、ノンも含む家族全員で病院に泊まりこみとなりました。

翌朝から専門医や栄養士が入れ替わり立ち替りやってきて、これからの生活についての指導が始まりました。インシュリン注射の方法も教わりました。A Bag of Hopeをもらったのもこの時です。

この日の午前中もイチは殆ど寝ていたのですが、午後にようやく目覚め、食欲も出てきて、ゼリーを口にしました。この時は、本当に安堵しました。

続く。

 

 

 

 

 

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