イチの入院は4泊5日に及びました。小児科病棟は患者以外の子供は入れないので、どちらかが、イチの入院に付き合い、どちらかが、ノンの面倒を見るという体制でした。なので、私はこの間、会社を全休。
はじめは、T1Dは、とても大変な病気なので、不慣れな海外では余計に苦労も多いので、駐在を中止して、日本に帰らないと、ダメではないかと思ったりもしましたが、徐々にT1Dについて、理解を深めるにつれ、
- インシュリンの投与や血糖値の測定をきちんとやれば、T1Dでない人と同じように健康な生活が送れる。
- アメリカはT1Dの患者が多いので、医療体制や治療器具が日本より寧ろ進んでいる。
と認識し、頑張れそうな気がしてきました。入院も後半となると、血糖値も徐々に下がり始め、食事も普通に摂れるようになりました。
病院食ですが、給食のように決まったメニューが出されるのではなく、メニューの中から選び、電話でカフェテリアに発注する形式で、あまり糖質制限はなく(一応、カフェテリア側で上限を計算してくれていたようですが)、ボリュームも多くてびっくりしました。
カーボカウントのやり方も習って、もらったCALORIEKINGという文庫本サイズの本(様々な食品や料理のカロリー、脂質、糖質量等が記載されてた、アメリカのこの分野での定番本)を眺めたり、便利なアプリを教えてもらって、どんな食べ物が糖質が多いのか、にわかに勉強を始めました。
インシュリンの投与は、最初は細いシリンジの注射でしたが、小さなボトルからインシュリンをシリンジに、空気が入らないようにして吸い上げるのに苦戦しました。(その後、ペン→ポンプへと移行して、どんどん楽に成ったのですが、なぜ最初、シリンジだったかは不明。。。)
徐々にT1Dへの日々の対応を覚えたとはいえ、入院中は、先生や看護師の指導が常にあったわけですが、退院が近づくにつれ、自分たちだけで、でうまく対処できるか、という不安が押し寄せてくるのでした。
(続く)