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発症の八章(五)

ついに退院。イチはすっかり元気になりましたが、病院の先生、看護師さんがいない環境になることに、不安が押し寄せます。

血糖値を何度も測っては、数字に一喜一憂。当然夜中も気になって測り、寝不足続き。カーボカウントもネットで検索しながら、一品一品、ノートに書き込んで、慎重に計算。インシュリン注射も、シリンジにどこからともなく侵入する空気に四苦八苦。

助かったのは、病院(UCLA)に、困った時に24時間、お医者さんに相談できるホットラインがあったこと。

血糖値が高すぎる時、低すぎる時など、対処に困った時に電話したら、オペレーターが担当医に連絡してくれ、担当医が折り返し電話して、対応を指示してくれる仕組みでした。特に慣れるまでの最初の数週間は何度もお世話になりました。

食事について、スーパーに行けば、まずカーボ量を見る癖がしっかり身につきました。これを続けると、そのうち表示を見なくても、大体見当がつくように。イチのおかげで、特殊能力「脳内カーボカウンター」が身につきました(笑)。

当初、外食はカーボの量も分かりにくいので、避けていましたが、退院から1ヶ月ほどして Panda ExpressやSubwayにトライ。調べると、Webサイトに、カーボ量を含む栄養情報がしっかり載っていて、助かりました。

大手のファーストフードはどこもこうした情報を公開しているので、外食のハードルが下がりました。とはいえ、外食はカーボが多めで、デザートなどの誘惑も多いので、あまり頼らないようにしていますが。

そんなこんなで、学校にも復帰し、日常生活が戻ってきました。

つづく

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